高コスパ!!Amulech AL-9628D ヘッドホンアンプを使い込んでみた

以前から気になっていたUSB-DACをついに手に入れました。
値段に対して音質がすごく良いという評価が多くコストパフォーマンスも期待できます。

日本製(設計から製造まで日本国内で行われているようです。今どき珍しい)でもありサポート等の信頼性がありそうなところも決め手となりました。

高コスパ!!「Amulech AL-9628D」をレビューしていきます。

性能

フラットで色付けのない音域を低域から高域まで忠実に再現します。24Bitの音源のすべてをアナログ信号に変換を行い、ダイナミックレンジに優れ、繊細な音まで忠実に奏でることが出来ます。

・接続インターフェイス  microUSBコネクタ
・プラグ         φ 6.3mm ステレオ標準出力
_____________ライン出力
_____________同軸デジタル端子出力
・ハイレゾ音源      対応
・サンプリングレート   32kHz / 44.1kHz / 48kHz / 88.2KHz / 96kHz
・量子化ビット数     最大32bit
・DSD          2.82MHz(88.2KHz/32Bit)
             DSDネイティブ ASIO 2.1形式に対応
・SNR          110dB
・電源          USBバスパワー
             ACアダプター
・対応OS          Windows7, 8, 8.1 , 10 (専用ドライバ付属) 
             MAC OS 10.6.3以降 (OS標準ドライバで動作)
・原産国         日本

デザイン

梱包の業務用感がすごいです。硬派ちゃあ硬派ですけど。

付属品は、
・ドライバー用のUSB
・ACアダプタ
・USBケーブル
となっております。

「AL-9628D用のドライバー」はネット上でも手に入れることができるため管理人は使用しませんでした。

本体はUSBから給電することでも使用することができます。USB給電でもACアダプタを使用してもサウンドの違いがわからなかったので使用していません。

USBケーブルですが、1.8mほどの長さがあるのでデスクトップPC使用の管理人でも余裕を持ってケーブルを引き回すことができました。

「Amulech AL-9628D」は金属性のカバーに覆われているため重厚感があり「これぞ音響機器」といった雰囲気が漂っています。性能も大事ですが、それと同じぐらいデザインも購入する上で重要なポイントですよね。

重量も適度にあるためケーブルを引っ張ってしまい本体がずれてしまうことはありませんでした。すごくしっかりとしている印象です。

見た目はシンプルそのもので、機能も必要最低限でコンパクトにまとめられています。

前面部分ですが、
・USB電源切替スイッチ
・Φ6.3mmステレオ標準プラグ出力
・表示エリア
・ダイアル式のボリュームコントロール
となっています。

ダイアル式のボリュームコントロールで、DAC本体からも音量の微調整が可能です。ヘッドホンプラブに関しては、Φ6.3mm径の標準プラブしか搭載されていないのでΦ3.5mm径のステレオミニプラグを使用する場合は変換プラグが必要となります。


変換プラブを装着した場合全面に出っ張りができてしまいます。見た目のバランスが崩れてしまいました。しかたないですが・・・。


背面部分は、
・LINE OUT:ライン信号出力コネクタ
・COAXIAL:同軸デジタル信号出力
・USB AUDIO:USBオーディオ信号を入力
・DC IN +12:付属のACアダプタを装着(USBから給電する場合は使用しない)
となっています。

なお、ヘッドホン端子を使用していても「LINE OUT」や「COAXIAL」といった端子からも信号は出力されるようです。端子による優先順位はなさそうですね。

PCハイレゾ音源設定

ハイレゾ音源試聴用に設定を行います。

1.サウンドにて、SPIDF インターフェイスが認識されていることを確認します。


2.右クリックでプロパティを選択します。


3.ヘッドホンのプロパティにて、詳細で「既定の形式」を変更します。
このUSB-DACは最大32bit/96kHzまで対応しているので、
「32ビット、96000Hz(スタジオの音質)」
を選択します。

後は、
ハイレゾ音源と
ハイレゾ音源対応のMusicPlayerを用意すれば準備が完了します。

音質

管理人はWindowsPCを使用しており、マザーボードに搭載されているサウンドボードは「とりあえず鳴ればいい」というレベルのものが多いです。そこで、音情報を処理する部分をUSB-DACに取り替えたわけなので音響周りの環境は確実にレベルアップしました。

「AL-9628D」を使ってみて、やはり聞こえてくるサウンドの情報量が増加した印象を受けます。特にそれを感じることができたのが弦楽器の音色を聞くときであり、弦を弾く音の輪郭がより鮮明になったからです。

1曲まるごと音が引き締まりすっきりとした味わいで音楽を聞き続けることができました。

しかし、既にDACなどの外付けのオーディオ機器を所有されている方からすれば音質の違いはほとんどわからないのではと思います。この価格帯のDACの音質を聞き分けることはすごく難しいでしょうし、より違いを感じたい場合はやはりもっと上位機種を選択する必要があるのではと感じます。

そのため初めてUSB-DACを購入する方にとっては良い選択肢になるのではないでしょうか。

USBバスパワーとACアダプター(音質の違い

上の方で少し書きましたが、個人的にはUSBバスパワーとACアダプターによる音質の違いは感じられませんでした。

聴力に自信のある方にはぜひ聴き比べていただきたいのですが、実際ほとんど変わらないのではないかと考えています。

USBバスパワーもACアダプターも共に「5V電源」を使用しています。そこで、この2つ電源を使用して音質が変わる(本来の性能を引き出せていない)条件としては3つほどあるのではないかと想定しました。

すべてUSB端子に原因があったらという前提で書いていますが、逆の可能性もあります。

音質に差が出るとしたら

・「AL-9628D」に電圧(V)が仕様通り(5V)にかかっておらず電流(A)が流れていない場合
・「AL-9628D」に電圧(V)は十分(5V)かかっているが電源側から電流(A)を流せていない
・USBバスパワーだと自動的にドライバICが別設定モードになり性能が抑えられている

※「AL-9628D」の駆動に必要な電流量がわからなかったのでこれ以上の電流が流れていればOKということは述べれません。申し訳なさの極み。

「AL-9628D」には電源電圧をかけてやらないと当然電流は流れてくれず本来の性能を引き出すことはできません。

USB端子が破損していたりして十分な電圧を加えられていない場合において、音質が劣化してしまうことは十分に考えられます。しかし、USB端子が自然故障することなんて滅多にないと思うのでそこまで神経質になる必要も無いと思いますが・・・。

また、「AL-9628D」に電圧が十分にかかっていても電流が足りていない場合も考えられます。デスクトップPCなどはマシンパワー(電源による)があるので十分に電流を「AL-9628D」に流し込めますが、特に古いノートPCのUSB端子などを使用する場合は電流を十分に供給できず音質の劣化に繋がるかもしれません。
(ヘッドホンアンプやDACは機種によって大きく電力を消費する場合があります。ノートPCに接続して突然シャットダウンしたりする場合があればノートPCからの電流供給が追いついていない可能性が考えられます。)

USBパスパワーを使う場合において「AL-9628D」の内部設定が変化している可能性もありますが、内部回路を確認できたわけではないので断言はできません。

ドライバIC(DAC)である「PCM5102A」の仕様書にはそのような設定は見られなかったのでそもそもそういった機能事態が存在しなさそうです。

仕様書にIC接続の参考回路がありました。DACとしての機能は「PCM5102A」内で完結するようです。あとは駆動に必要な端子に電源を繋げたりグラウンドに落としたりしているのことがわかります。

改造するとすれば電解コンデンサーの部分をオーディオ用のコンデンサーに変更するなどでしょうか。そうすれば音質になんらかの変化が起きるかもしれませんが、管理人には怖くてできそうにありません。

おそらく、「USBバスパワー」だろうと「ACアダプター」だろうと適切な電圧と電流を供給できているのであればその2つに大きな性能差は出てこないでしょう。

「USBバスパワー」か「ACアダプター」のどちらで接続すればいいかは音質で比べるより電力を安定供給できる方を選定するのが良いでしょう。

USBケーブルによる音質の違い

オーディオ用のUSBケーブルで音質は変わるのかという疑問を解消するためにこちらのUSBケーブルを購入しました。オーディオ用のUSBケーブルのなかではかなり安い部類のものです。

結論から書いてしまうと、標準のケーブルとこちらのケーブルでは音質の違いを実感することはできませんでした。しかし、ケーブル自体は頑丈に作られておりデザインもかっこいいので大変気に入っています。

もっとグレードの高いものをチョイスすれば音質の違いを確認することができるかもしれませんが一旦これを使い続ける予定です。

スピーカーに接続

スピーカーへの接続には背面にあるRCA端子を使用いたします。RCAケーブルを別途用意しスピーカーに繋げればセットは完了です。

スピーカーについてはこちら
秘めた実力!?「PreSonus Eris E3.5」モニタースピーカーを使い込んでみた

最後に

ここまで、「Amulech AL-9628D」を見てきました。

今まで音楽をパソコンのスピーカーやイヤホンジャックでしか聞いたことがなければ、音がより鮮明になる感覚を味わえるのではないかと思います。

もう少し良い音が聞きたい場合やサウンドの環境をレベルアップさせたい方の最初の選択肢としては十分アリだと感じました。値段における音質を考えるとコストパフォーマンスは間違いなく高いです。

気になった方、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

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