大本命!!Pioneer SE-CH9T を聴き込んでみた

Pioneerの中でも特に評価の高いイヤホンである、SE-CH9Tを購入しました。

パイオニア初のハイレゾ対応カナル型イヤホンとして、リケーブルにも対応したカスタム性豊かな機種です。

オーバーイヤーフィットスタイルならではのカッチリとした装着感に表現豊かなスッキリとした音質で、一万円以下では間違いなく最高クラスのイヤホンです。

大本命!! PHILIPS Pioneer SE-CH9T をレビューしていきます。

性能

スペックシートを見るとこの価格帯では驚くほど高性能です。

各社ハイレゾ音源対応に力を入れているため再生周波数帯域は自ずと高くなっていく傾向を感じます。

また、小型のイヤホンながらφ9.7mmというユニット口径から繰り広げられる低音域のサウンドが気になるところ。

スペックシートだけでイヤホンのすべてが分かるわけではないですが目を惹かれます。

・型式       密閉型ダイナミック
・再生周波数帯域  5Hz~50 000Hz
・インピーダンス  26Ω
・最大入力     100mW
・出力音圧レベル  108dB
・ユニット口径   φ9.7mm
・接続コード    1.2m
・プラグ      φ3.5mm4極ステレオミニプラグ
・質量       9g(コード含まず)

 [blogcard url=”https://phone1media.com/2018/01/22/spec/”]

デザイン

外箱はしっかりとした梱包がなされています。
Pioneerのロゴが光ります。

  内容物は、
・イヤーピース(3セット)
・キャリングケース
となっております。

イヤーピースのSとLサイズと縦長のタイプがあります。

キャリングケースです。
ケースに関しては、おまけ程度の質感なのでメインで使用することは無いと思います。

カラーは、ブラックとステム廻りがローズゴールドのように少し赤みががった金色となっています。こちらの素材はアルミニウムです。

サイズはイヤホンの中では大ぶりとなっていてますが、オーバーイヤーフィットスタイルなのでフィット感にも定評があります。

Pioneerのロゴがある部分は、サラサラとして質感で触り心地がよく、プラスチックの本体ですが安っぽさは感じません。

ステム廻りがローズゴールドのため、地味になり過ぎずささやかに華やかさを演出しています。また、素材がアルミニウムのため、メッキのような強めの光沢もなく柔らかな印象を受けました。

「L」・「R」の印字もしっかりと施されており視認性は優れていることがわかります。

ケーブルは1.2mで標準的な長さとなっておりツイストケーブルが採用されていますが、ケーブル自体は柔らかく取り回しは良さそうだなと感じました。

好みが分かれそうな所かもしれませんが管理人は気に入っています。

オーバーイヤーフィットスタイルとは、このような掛け方をします。
通称、シュア掛けとも。

ステム廻りは、大きめの設計となっているようです。

付属品のイヤーピースでしかサイズが合わず、市販品のものだとサイズが合うイヤーピースははなかなか無いんじゃないのかなと思いました。

プラスチックとアルミニウムが、上手く調和されていてデザインはかなり好印象です。

リモコン部分には、マイクと、再生/停止のスイッチが搭載されています。

コネクタ部分は、3.5mm4極プラグを採用することで、ケーブルがグラウンド分離構造となっており音質面のこだわりを感じます。

グラウンド分離構造とは
LR側のイヤホンのグラウンドを分離することで、左右の音をより聞き分けやすくなります。そのため、キレのある低音と広大な音場再生という高次元の音響効果が望めす。
Pioneer Webサイトより

<オーバーイヤーフィットスタイルにより安定した掛け心地>

ステム廻りが太いため装着感に不安があったものの、オーバーイヤーフィットスタイルによりガッチリと固定できました。

冬場など、衣類を多く着込む季節なんかには特に効果を実感することができます。

<重量>

22g (ケーブル含む)

イヤホンの中では、やや重い部類です。

ボディーが大ぶりのため総重量も重くなりがちですが、オーバーイヤーフィットスタイルにより、耳全体で重量を支えているので重さを感じません。

音質

新開発のΦ9.7mmドライバーにより、歪みや余分な振動を抑えることが可能で、伸びのある高音域再生が可能となっています。

そして「Airflow Control Port」の高価でクリアな中音域と、キレと深みのある低音域再生が実現しています。

Airflow Control Portとは
通気部にチューブポートを実装することで、引き締まった低音と分離したクリアな中音を実現しています。また、余分な共振を防止する効果があり、音質面を向上しています。
Pioneer Webサイトより

<高音>

高音域は、スッキリとした高音域に、音抜けの良さを感じます。
音作りは、非常にきめ細かく解像度の高さが伺えました。

全音域に言えることですが、一つ一つの音がきっちりと聞こえてくるので、数多くのジャンルでパフォーマンスを発揮できそうです。

音に尖りすぎな印象もなく、優しく響かせてくれるので聴き疲れしない点も好印象です。

<低音>

低音域では、聞き手を楽しませるための実力が試されます。

SE-CH9Tは、クリアな音作りが印象的で低音域もその傾向にあります。

しかし、低音域が弱いというわけではなく、低音好きを満足させるほどの迫力があり同価格帯のイヤホンの中では一段上の音楽体験ができるのではないでしょうか。

気になったところ

素晴らしいイヤホンですが、使用して気になるところをいくつか紹介します。

<イヤーピースの選定が難しい>

音質は極めて優れたイヤホンですが、それは耳に対してイヤーピースがフィットしているという前提での話しになってしまいます。

耳に合わないと最大限の実力は引き出せないどころか、イヤピースと耳がフィットせずスカスカな音になってしまいます。

市販されているイヤピースもなかなか合うものが少ないようなので、事前にネット等で調べておく必要があります。

できれば、試聴するのが一番望ましいと思います。

管理人は、Sサイズのイヤピースで耳に合わせることができましたが、MサイズとLサイズは耳に合いませんでした。もう少しで、イヤーピース探しの旅に突入するところでした。

<MMCX端子だが独自規格>

SE-CH9Tはリケーブル可能だということも大きな特徴となっていますが、端子の規格がPioneer独自のものとなっているようです。(本体のMMCX端子とは微妙に径が異なるようです。)

よって、今までに使用していたケーブルだと本体に合わない可能性があります。

ネット上のレビューでも、リケーブルしたさい端子の繋ぎがゆるくすぐ取れてしまうとの意見が多数ありました。

使用する側からすれば、規格はなるべく統一していただきたいですよね。

現在Pioneerから、SE-CHT9T用の交換ケーブルが発売されています。

純正のステレオオーディオケーブルの「JAC-SM12C1」、バランス接続に対応した「JAC-BM12C1」の2種類です。

「JAC-BM12C1」は、対応するバランス端子装備の機器で使用することができ、ハイレゾ音源をより高音質で楽しめるようです。

ただ、プラグがΦ2.5mm4極バランスプラグを採用しているため対応機種をよく確認する必要があります。

「JAC-SM12C1」は、SE-CHT9Tの純正ケーブルと同じため断線や紛失時に取り寄せれば問題なく交換できます。

まとめ

最後に

ここまで、PHILIPS Pioneer SE-CH9T を見てきました。
一万円以下では、間違いなく最高クラスのイヤホンだということを改めて感じました。

一部クセのあるところはありますが、拡張性にも富んでいてユーザー好みの調整ができるのもGood!

フィットさえすれば、価格以上の音楽体験が待っています。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

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