ベストセラー!!「SoundPEATS Q35 Pro」を聴き込んでみた

※本製品はSoundPEATS様より提供していただきました。

ワイヤレスイヤホンの中でも高い人気を誇るのがSoundPEATSのBluetoothイヤホンです。

Amazonでも絶えずベストセラーになっている商品でもあります。

AAC & apt-Xコーデック対応、防水、CVC6.0ノイズキャンセルといった様々な機能が詰め込めこまれている「Q35 Pro」ですが、5,000円以下という価格で購入できることも大きな魅力となっています。

各社から様々なワイヤレスイヤホンが登場している価格帯のため競争もかなり激しく、そのなかでどのようなサウンドを聴くことができるのでしょうか。

ベストセラー!!「SoundPEATS Q35」をレビューしていきます。

その前に知っておきたいこと

ワイヤレスイヤホンの場合、ワイヤードイヤホンと比べて構造が複雑です。音声データの転送方式により、音質が変化してしまうため注意したほうがよい部分があります。

それが「コーデック」と「プロファイル」です。

コーデック

コーデックとは、音声データを転送するさいの圧縮/展開方式のことです。

コーデックの違いが音質やオーディオデータの遅延に大きな影響を及ぼしてしまいます。

Bluetoothイヤホンで標準的なコーデック規格として「SBC」というコーデックがあります。

Bluetoothイヤホンで表記に特に断りがない場合は、ほとんどこの「SBC」というコーデックが利用されています。

この「SBC」より優れた音質と低遅延を可能にしているコーデックが「AAC」や「apt-X」といった方式となっています。

音質にこだわりたい方は特にこのコーデックの部分に注目してみてください。

・SBC:圧縮率は高めです。この「SBC」コーデックに対応したBluetooth製品がだんとつで多いです。

・AAC:遅延が小さく高品質なサウンドを楽しむことができます。iTunesの音声形式がAACのため、主にiOS製品に対する音声データの送受信に利用されます。

・apt-X:圧縮率はSBCと比べると小さく低遅延の高品質なサウンドを楽しめます。主にAndroid製品で利用されています。

プロファイル

プロファイルとは、Bluetooth機器同士で通信するための規格のことです。プロファイルを確認するだけで備わっている機能をおおまかに推測することができます。

Bluetoothイヤホンで主に使用されるプロファイルが「A2DP」「AVRCP」「HFP」「HSP」の4つとなります。

A2DP: 音声データを転送するためのプロファイルでありワイヤレスイヤホンには必ず利用されています。

AVRCP: ワイヤレスイヤホンの操作に関わるプロファイルであり、スキップ、再生、停止といった基本操作を可能にしています。

HFP: ワイヤレスイヤホンで電話の発着信を行うことができるプロファイルです。

HSP: マイク音声の通信をサポートしているプロファイルです。音声通話が可能なワイヤレスイヤホンに搭載されています。

A2DP
「Advanced Audio Distribution Profile」の頭文字を取った言葉であり、Bluetoothを用いた高品質なオーディオデータを伝送するためのプロファイル群のことです。

性能

同価格帯のワイヤレスイヤホンの中では高機能な部類に入るのではないでしょうか。

とにかくいろいろな機能を詰め込んでいる印象をうけました。

やはり、2,000~3,000円クラスのワイヤレスイヤホンとは雰囲気が異なります。

特にコーデックが「AAC」と「apt-X」に対応しており、iPhoneとAndroidスマートフォンの両方で低遅延、高音質のサウンドを楽しむことができます。

連続再生時間も8時間と長時間再生に対応していて、防水機能もあるのでスポーツなど外部環境を気にせずガンガン使っていけそうです。

・タイプ      密閉型ダイナミック型Bluetoothワイヤレス
・カラー      ブラック/ホワイト(限定色)
・Bluetooth    Ver 4.1 ※伝送範囲:10m
_________  (通信距離10m、障害物がない場合)
・対応プロファイル HSP、HFP、A2DP、AVRCP
・対応コーデック  SBC、AAC、aptX
・チップセット   CSR8645
・ユニット     10mm径ドライバー
・周波数特性    20Hz~20kHz
・インピーダンス  32Ω
・重量       約16.5g
・電池       充電: 約1~2時間 音楽再生: 約8時間(音量が60%で)
・ケーブル     0.8m
・防水       IPX6.0
・CVC6.0ノイズキャンセル機能

デザイン

<開封>

パッケージはこちら。梱包はしっかりとしています。

付属品ですが、イヤーピースが豊富に詰められているので自身の耳にあったイヤーピースを見つけて調整することができるでしょう。

Bluetoothでの接続方法や注意事項は「Quick Start」および「Q35 Pro説明書」で確認することができます。

付属品は、
・イヤーピース(S、M、L)
・クリップ2種
・充電用USBケーブル
・キャリングケース
・Quick Start
・Q35 Pro説明書
となっております。

<深いブラックカラー>

カラーはブラックとホワイトの2色あり、ブラックを選択しました。※ホワイトは日本限定色となります。

ここまで深い黒色のワイヤレスイヤホンは初めてです。

そのため、写真撮影でもなかなかピントが合わず調整が大変でした。

ブラックカラーといってもなんだかんだ差し色が入っている機種が大半ですが、「Q35 Pro」に関しては本当に真っ黒です

写真だと分かりづらいですが、本体はプラスチックボディーのため高級感はありませんでしたが、ブラックカラーのみでまとめられているため安っぽくも見えません。

すごくナイスなデザインだと思います。

また本体はイヤーピース部分も含めて3.3cmほどあり、それなりに大振りな外形となります。

そのため最初は耳に上手くホールドできるかどうか不安でしたが、管理人の場合は問題なく装着することができました。

ノズル部分がボディーから斜めに出ていることと、耳への引っ掛かりとなるイヤーフックのおかげで想像以上にフィットしています。

イヤーピースもイヤーフックも複数あるので、自身にとって最適な組み合わせをチョイスしてみてください。

イヤホン内部にマグネットを搭載することで、使用しないときはヘッド同士をくっつけて首にかけることで落下防止に繋がるでしょう。また収納時のからみ防止にも役立ちそうです。

ノズル部分はメッシュ形状になっています。

<Bluetooth接続>

Bluetooth接続設定にはBluetoothに対応している端末を用意し、「Q35 Pro」のリモコン部分の中央ボタン「▲」を5秒程度長押しすることで自動的に同期されます。

接続設定は簡単に完了させることができました。

<防水>

IPX6クラスの防水性を有しています。

IPX6とは「あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)」というレベルで、完全に水没させてしますとアウトですが強い雨や大量の汗などには十分に対応できるようになっています。

ランニングやジムなどスポーツ時に周りの環境を気にすることなく使用できるでしょう。

<CVC6.0ノイズキャンセル機能>

CVC6.0ノイズキャンセル機能が搭載されていますが、これは通話時に周囲の雑音を軽減し声を聞き取りやすくするものであり、音楽再生時に周辺の雑音を軽減するものではありません。

音楽再生時に周辺の雑音を軽減するANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を期待している場合は注意が必要です。

音楽再生時の雑音は除去してくれません。

<重量>

15g (ケーブル含む)
ワイヤレスイヤホンの中では、やや軽い部類だと思われます。

音質

φ10mmダイナミックドライバーユニット搭載による、力強い重低音と鮮明なサウンドが注目ポイントとなっています。

また、ドライバーに含まれる振動板をベリリウムコーティングすることで、高い音伝導性を誇り中高音域の伸びに期待できるでしょう。

ベリリウムコーティング

ベリリウムは軽くて硬く、衝撃に強いという特性を持っており、高音域を伸ばすための音の伝搬速度に優れる素材です。しかし、素材自体に毒性があり加工に手間がかかってしまうといったデメリットも存在するため、高級スピーカやイヤホンなどの一部の機種に使用は留まっています。

まずiPhoneで試聴してみた結果、厚みのある低音を感じることができました。価格を考えれば、なかなかすごいレベルの低音です。

ベース音やドラム音をしっかりと捉えてくれています。これも「AAC」コーデックに対応してくれている恩恵でしょうか。

遅延等もほとんど感じないレベルです。

低音重視のワイヤレスイヤホンでありますが、高音域もまとまった音を鳴らしてくれています。

しかし、高音域におけるボーカル音の伸びが高価格帯のイヤホンと比べると少し弱いかなー、という印象もありました。

耳に刺さるような音作りではなく、すっきりとしたサウンドを実現しているので、大きく評価が下がるポイントでもありませんでした。

サウンドの性質から様々なジャンルとマッチし、特に明るい曲との相性はすごく良いのではないでしょうか。

どの音域を重視するかで評価は多少変動しそうですが総じて満足度は高いです。

音場が広いのか、低価格帯のイヤホン特有の薄っぺらいサウンドではなく、どこでどのような音の鳴っているのか、という空間を感じることができます。

ワイヤレスイヤホンであることを考えると上質なサウンドだと感じました。

気になったところ

素晴らしいイヤホンですが、使用して気になるところをいくつか紹介します。

<本体の大きさ>

既に書いていますが、本体は大きめとなっています。ノズル部分も太めなので(イヤーピースで調整可能)耳の小さな方にとっては注意が必要かもしれません。

<ポップノイズ?>

楽曲を一時停止する時「プツッ」というポップノイズのような音が少し聞こえてきました。気になる方には気になるかもせれません。

管理人が手にしたものがたまたまそうだっただけかもしれませんが、ノイズ音も耳障りな程ではないのであまり気にする必要も無いとは思っています。

最後に

ここまで、「SoundPEATS Q35 Pro」を見てきました。

高音質&低遅延のワイヤレスイヤホンで音質、デザイン共に同価格帯ではかなりレベルの高い機種だと感じます。

ただ「ボディーが少し大ぶりなのでそこがユーザーにどう影響するのか?」という懸念もありますが、しっかりとフィットさせることができれば間違いなく満足度の高いワイヤレスイヤホンとなるでしょう。

通販サイトでも高い人気を誇っているのである意味ベターな機種でもあります。

ワイヤレスイヤホン選びで失敗したくない方や室内外、スポーツ時など様々なシチュエーションで使用できるワイヤレスイヤホンを探している方に大変おすすめできる機種となっています。

気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

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