【ヘッドホン解説】ヘッドホンの性能(スペック)を見る!

みなさんどうもこんにちは。オーディオ大好きのツウです。

新しいヘッドホンを購入するとき、自分にとって最高のヘッドホンを購入したいですよね。
ただ、ヘッドホンはとにかく種類が多く、何が自分にとって良いのかわからなくなります。

そこで、ここではヘッドホンの性能(スペック)を見ていきます。

ヘッドホン

性能(スペック)表示の見方

ドライバー口径:mm

ドライバー口径とは、ドライバーユニットの振動板を指しています。もっと簡単に説明すると、ヘッドホンの音がなる部分のことです。
基本的にドライバーの直径に比例して音質が良くなると言われています。(決して大きけれた大きいほど良いというわけではありませんが。)

ヘッドホンでは、Φ30mm~53mmが主流となっています。

インピーダンス:Ω

電気抵抗のことをインピーダンスといいます。
この値が小さいほど最大出力は大きくなり、値が大きいほど最大出力は小さくなります。

つまり、
インピーダンスが小さい → 最大の音量が大きくなる。
インピーダンスが大きい → 最大の音量が小さくなる。

これだけだと、「インピーダンスは小さいほうがいいじゃん!」となってしまうのですが、インピーダンスの値が大きいほどノイズに強くなるというメリットがあります。

ヘッドホンのハイエンド機ほど、インピーダンスの値が高めで~600Ωなどはざらに存在します。その分、最大出力を上げるためヘッドホンアンプ等が必要になるので、高いヘッドホンは本体以外にもたくさんのお金がかかり傾向にあります。

出力音圧レベル:mW/dB

ヘッドホンの音の強さを示す値であり、音圧感度ともいいます。
この数字が大きいほど、ボリュームを上げたときの音が大きくなります。

「数字が高いほど大きな音量を出せるんだな」ぐらいの認識でOKだと思います。

再生周波数帯域:Hz

再生周波数帯域とは、ヘッドホンで再生可能な音の範囲を示しています。
この帯域の幅が広いほど、様々な音を再現することができます。

人間の聞き取ることができる音の範囲は、20Hz~20000Hzなので、周波数帯域が広すぎても意味をなさないと思われるかもしれませんが、音自体の認識できなくても音の余韻や聞き心地に影響することがわかっています。

ただ、同じ再生周波数帯域のヘッドホンがあったとしてもメーカーごとに聞こえ方が違ったり、数値の算出方法もメーカーによって、まちまちなのであくまでも参考程度にするべきだと考えています。

最大入力:mW

ヘッドホンに入力できる最大電力を示しています。

つまりどういうことやねん?と思われている方が多数だと思いますが、

この数値は音質云々というより、ヘッドホン本体に入力される信号(電力の大きさ)に対する頑丈さを示すものだと考えていただければわかりやすいです。

つまり、出力側からの信号に耐えうる値であり、これを超えるとヘッドホンが壊れます。

出力側(PC、スマホ、オーディオプレーヤー)→ 入力側(ヘッドホン、イヤホン)
という関係があります。

出力側からの信号が大きいほど、最大入力の高いヘッドホンを選ぶ必要がありますが、よほどの大音量(ライブでも始めるんですか?)にしない限り問題になる数値ではないのでそこまで深く考えなくても大丈夫です。

ハウジング部分

密閉型

密閉型は、ハウジングが密閉されており、この構造をもつヘッドホンが
「密閉型」となります。

密閉型ヘッドホンの特徴として構造上、音が外部に漏れにくく、外部音もシャットアウトするので遮音性に優れています。

また、ハウジングで音が共鳴・反射するので低音は増幅される傾向にあり、重低音の表現力は開放型より優れているという面があります。
そして、微小な音も拾い上げるので音の厚みを感じることができます。

しかし、音がこもりやすく耳への締め付けも強くなってしまうという弱点もあり、音質面では音の歪みの原因となる場合もあります。

夏場なんかは特に暑苦しくなりますよね。

音を再現する性能は高く、遮音性にも優れているので全音域をパワフルにかつバランス良く鳴らしてくれます。
そういった特性からレコーディングスタジオで使用されるモニター用ヘッドホンとして数多く採用されています。

・室内外ともに環境を気にせず利用できる。
・迫力のある音で、深い没入感を感じることができる。
・正確な音を知る必要があるため数多くのスタジオで採用されている。

オープンエアー型

オープンエアー型は、ハウジングがメッシュ等空気が自由に出入りできる構造になっており、この構造を持つヘッドホンを「オープンエアー型」と呼びます。

オープンエアー型はハウジングが開いているため、音の抜けがよく自然な音を楽しめます。
そのため、長時間のリスニングでも聴き疲れしづらいと言われおり、快適に試聴し続けれます。

クリアなサウンドと広い音場を感じたい方にはオープンエアー型がおすすめでしょう。

また、音の抜けを重要視しているためヘッドホン本体も軽い物が多く、耳への圧迫感も弱いため蒸れにくいものが多いです。

抜けがいい反面、重低音域では密閉型には及びません。
さらに、構造上どうしてもハウジングから音が逃げてしまうため、音漏れは大きく、また周りの環境ノイズも聞こえてきます。
そのため、主に室内でのリスニング用途に向いています。

音質面では、密閉型より有利とされており、各社から出されているハイエンド機は音の再現性や音の抜けに優れているオープンエアー型が採用されていることが多いです。

・クリアな透き通るような音を楽しめる。
・長時間のリスニングでも疲れづらい。
・ハイエンド機には、数多くのオープンエアー型が採用されている。

セミオープン型

密閉型とオープンエアー型の中間に当たるのがセミオープン型です。
オープンエアー型と同様にハウジング部分から音が抜ける構造になっていますが、オープンエアー型より空気の通る範囲を減らすことで、密閉型の臨場感とオープンエアー型の音抜けの良さを両立しているものです。

パッド部分

オンイヤー

オンイヤータイプのヘッドホンは、耳に乗せる形で装着します。耳に近い位置で装着できるので、正確な音を聞くことができると言われています。


また、コンパクトで軽量にできることが大きなメリットとなります。
ただ、耳の上に直接の乗せるので長時間の試聴だと疲れやすというデメリットも存在します。

また、音質面では下記で紹介するオーバーイヤータイプのものより不利だと言われ、価格も比較的安価なものが多いヘッドホンです。

オーバーイヤー(アラウンドイヤー)

耳を完全にイヤーパッドで覆ってしまうタイプのヘッドホンです。耳を完全に密閉することができるので、音漏れを防ぐことができ、また外部からの環境ノイズにも強いという特徴があり遮音性に優れています。


また、耳とハウジングの間に空間ができ、音質面でも優れているとメリットが有ります。

ただ、その形状から、どうしても大きくなりがちで重量や収納性はオンイヤータイプに及びません。

入門用からハイエンド機まで、幅広い価格帯にラインナップがあるヘッドホンです。

素材

ウッド系素材

ハウジングや振動板が木製でできたヘッドホンのことをいいます。木は振動を吸収するので、繊細で柔らかな音を楽しむことができます。
また、メタル系素材の使用量が少ないため本体重量が軽くなるというメリットや、木目などの違いにより、その製品だけの特徴を見出すことができるでしょう。

このような特徴から、長時間の試聴でも疲れにくくゆったりと音楽を楽しみたい方や音響機器にこだわりのある方におすすめです。

しかし、木材という一種の有機物を扱うので製品バラツキを抑えるなどの加工に手間がかかっていまいます。よって、ウッド系素材のヘッドホンは高級だったり各メーカーのフラッグシップモデルに採用されていたりするため、購入のハードルが高くなってしまうというデメリットも存在します。

メタル系素材

金属製のハウジングが使用されているヘッドホンのことです。金属には、アルミやチタンなどの強度があり軽量なものがよく採用されています。金属なので剛性が高く、不要な振動を抑えクリアな音質を楽しむことができます。

価格帯は、安価のものからハイエンド機まで存在するので、種類も豊富で自身にとってお気に入りのヘッドホンを見つけることができます。

ハイレゾ音源

ハイレゾ音源とは

ハイレゾリューションオーディオ(High-Resolution Audio)の略で、高解像度を意味しておりCD音源の情報量を超える音楽データのことです。

より細かくいうと、CDのサンプリング周波数および量子化ビット数(44.1KHz 16bit)を超える音楽データを指し、CDには収録しきれなかった音楽データが入っているのがハイレゾ音源となります。

よって、原音に対して、より正確に再生することができます。

特徴としては、音の厚み、臨場感、余韻、空気感などをより強く感じることができ、より立体的な音楽効果を感じ取れます。しかし、情報データが大きくなりがちで保存スペースを占有してしまう面やハイレゾ音源を体感するためにハイレゾ対応の機器を揃えなければなりません。

結局、情報量がものすごく大きな音楽データだということです。

ただ懐疑的な声も・・・。

「CD音源に対してハイレゾ音源の良さがわからない」という声は確かにあります。
さらに、最近では商業的な売り文句になっている一面もあり(と感じている)過度な期待をするとがっかりする場合もあります。

聴き込んでなんとなく差異は感じるけど、劇的に良くなるようなものでもないような・・・という感想を持っている方はたくさんいるのではないでしょうか。
ただ、ハイレゾ音源は録音が良いものが多いようなので音質が優れているということは十分にあります。

ハイレゾ音源対応というのも、あくまでもオーディオ機器を選定する上での一つの指標と考えるべきだと考えています。

最後に

ヘッドホン選びは大変むずかしいですがそれと同時にとてもワクワクする時間でもあります。
使用される方の状況や環境にあったヘッドホンを選ぶことができれば耳が幸せになれること間違いなしです。

ここでは、ヘッドホンの性能について見てきましたが、スペックに書かれている数値はあくまでも参考程度にして、自分の耳に合った音を出してくれるヘッドホンを選択するべきだと思います。

ぜひ、みなさんにとって最高のヘッドホンを見つけてくださいね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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